第三章 決闘の間新しく仲間になった仁と共に次の部屋へと向かっていった。その間に仁はここでの出来事を話してくれた。仁の話を要約するとこういう事だった。札は全部で6枚。それをあるチームが全部見つけたらしい。しかしそのチームはすぐ後に来た誰かにとられ、そいつは6枚全部持っていったが、また別のチームが、4枚だけ奪って、そのうち2枚を、捨てたんだ。それを見ていた仁は、すぐに2枚拾ったが、その他の忍者に見られてさっきの状況になっていたと言うことだ。 華錬「6枚ってことは多分残りは3チーム」 飛竜「残りをどうやってわけるんだろう」 戯双「まっ王に差し出せば何か起きるだろう」 そして6人は、王に札を渡しに行った。 全の王「お主らが最後の組か。待っておったぞ。ついてきたまえ。」 ドアにはこう記されてあった。 「決闘の間」 召使い「ここで闘いをしてもらう。」 ルールはこうだった。 まず、札を持ってきた順の、2番と3番が闘い、勝者が1番と闘うという物だった。相手が気絶するか負けを宣言するまで闘い、勝ち残り形式だ。 飛竜「えっ一人ずつ出るの?」 飛竜(俺がいると足手まといだな・・・) 飛竜は一人、先ほどの闘いでの自分の無力さに打ちひしがれていた。しかし、この闘いで、飛竜は才能を開花させていくのであった。 戯双「まず俺が出る。」 向こうからも一人出た。 召使い「では、試合を始める!」 こうして闘いが始まった。 第3章完 ジャンル別一覧
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